LINEは2022年12月1日、オンライン診察サービス「LINEドクター」で同日、処方薬の配送を始めたと発表した。
通常配送であれば1~4日で届く。配送料は440円。東京都内の一部の地域は即日配送にも対応し、配送料は1050円となる。
対象となるのは、LINEドクターと提携し、院内処方をしている医療機関。
病院側が独自に薬を配送するケースはあったが、LINEが提携するヤマト運輸などの物流業者を活用してもらう。
参考:日本経済新聞電子版
今回は、LINEの処方薬の配送について考察します。
LINEの医療サービスについて
LINEの医療サービスとしては、LINEドクターがあります。
LINEドクターは、LINEのビデオ通話を通じた医師の診療、お薬の処方、配送までワンストップで受ける事ができるオンライン診療サービスです。
LINEドクターではこれまで、患者さんの自宅か希望する薬局に、医療機関から処方せんが送られるシステムでした。
ところが、
「薬の配送が可能な薬局との連携をしてほしい」「薬局の検索機能をつけてほしい」という、薬の配送に対するご意見、ご要望もいただいておりました。
このような声が集まったことで、処方薬の配送に着手したようです。
LINEの現状
LINEって実は焦っているって知ってましたか?
こちらのニュースがきっかけで、官公庁や大手は撤退しているようです。
だって、○国に情報漏洩したら困ります。
各薬局も、今はLINE頼みでも、(大変だろうけど)独自アプリを開発しないと、また情報漏洩問題でトラブルに巻き込まれることが推測できます。
最後に
ついに、LINEが処方薬の配送に着手してしまいました。
もちろん、2023年1月からの電子処方せん解禁を見据えてのことでしょう。
かなりの数の薬局がLINEで公式アプリを作ってオンライン服薬指導のツールとして活用している為、処方薬の配送には踏み込んでこないと思っていましたが、予想は見事に外れてしまいました。
LINEに頼っていた薬局は戦々恐々ですね。
この先はどんな展開を見せてくれるのでしょうか。
まさか、配送手配が院内処方の医療機関だけで終わるわけ、ないですよね。。
LINE頼みの調剤薬局に勤めている方、転職を検討する時期がやってきたのかもしれません。
転職活動真っ最中の方、新しい職場はしっかり精査してくださいね。
LINE頼みの調剤薬局の場合、この先、どうなるのか予想がつきません。
新しい職場を探すのはとても大変なので、薬キャリ 、マイナビ薬剤師
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、アポプラス薬剤師 、お仕事ラボ
などの転職会社でサポートを受けるのがおすすめです。